都民ファーストの会に新しい代表が誕生しました。荒木千陽さんです。小池都知事の元秘書ですが、その選考方法について批判が殺到しています。
しかし、冷静な目で見ると小池都知事の政治手腕はすごいなと心から関心します。批判されるのは予想できたと思いますが、それでも正しい行動をしたのです。
都民ファーストの会の代表を都民ファーストの議員の判断を聞くこともなく決めたことに批判がたくさんでています。
しかし、つい最近、小池旋風という大きな風にのって議員になったばかりの人たちが、都民ファーストの新代表をきちんと選べるのでしょうか?
まだ、他の議員のこともしらず、都民ファーストがどこへ向かうのかもわかっていない、1年生議員が新代表を選ばせろということ自体がバカげたことです。
小池都知事のすごさは、密室政治だと批判されるのをわかっていて、自分の腹心である荒木千陽さんを新代表に選出したことです。
荒木千陽さんであれば、小池都知事の元秘書ですから人柄を知り尽くしているし、意思の疎通も図りやすく、都民ファーストの運営がブレるリスクがありません。
逆に、1年生議員たちが投票で新代表を選んだとしたら、人柄もわからない、身体検査も不十分な議員が新代表になり、また、恒例の政治家失言で無駄な釈明に追われたり、文春砲で過去のスキャンダルが出たり、混乱するのが目に見えています。
だから、小池都知事の独裁的な判断は正しいのです。少なくとも誕生したばかりの都民ファーストの会が育ち、組織として、きちんとした文化が形成されるまでは独裁で運営してくしかないのです。
独裁的だ!!
密室政治だ!!
自分勝手だ!!
そんな批判を気にしていたら正しい行動ができません。
また、批判が噴出しても小池都知事はそれに対して言い訳や弁明はしていません。そういう議論がでること自体が健全ではないですか?と発言した程度です。
すべてわかっていてやっているところに小池都知事の凄さがあります。思い返せば小池都知事は過去にも新党立ち上げを経験していますので、組織作りの能力も備えているのかもしれませんね。
それにしても、それを理解できないで批判をしている都民ファーストの1年生議員は大丈夫ですかね?