インターネットが普及して世界は良くなったのでしょうか?
この答えは、Yes とも言えれるし、 No とも言えますが・・・
私たちの日常でインターネットが普及して世界が良くなったと感じるところは
・情報格差が無くなった
・悪いことがやりずらくなった
この2点が大きいように感じます。
●情報格差の解消について
一昔前であれば、専門家や業者さんしか知らなかった情報がいまでは簡単に手に入ります。また、大都市に住んでいようと田舎の辺境の地に住んでいようとインターネットから入手できる情報量に格差はありません。
しかも、都市部で忙しく生活している人よりも、田舎のゆったりした時間の流れで生活している人の方が、インターネットをうまく利用できるのかもしれませんね。
~情報格差について Wikipedia より~
世界的に常時接続環境が提供されているのは都市部が中心で、地方や離島などとの情報格差が問題になっている。その都市部や先進国でも当初、パソコンが高価だったことや、操作体系が複雑だったことから、アルビン・トフラーは、パソコンスキルの有無や経済力で情報格差が生じると予想していた。だが後に「誤算があった」として、パソコンの低価格化などにより、誰にでも広く普及すると発言を修正した。また操作方法も、インターネットに対応したフィーチャーフォン(3G携帯)、スマートフォン、タブレット端末、或いはスマートテレビなどの登場で、かつてのパソコンと比べ格段に容易になり、端末操作スキルの有無による格差も以前ほどは生じにくくなっている。
発展途上国では多くの国民にとって端末のパソコンが高価であり通信料金も高いため、インターネットカフェがインターネットの普及を支えているが、近年は途上国向けの格安パソコンや格安スマートフォンが徐々にではあるが普及しつつある。
近年はインターネットの導入が容易な事から、インターネットに繋がっている事を前提とした情報発信などが非常に増えており、情報格差を生む要因にもなっている。だが一方で、上述のような格安スマホや簡単スマホ(らくらくホン,簡単ケータイなど)、スマートテレビなどの登場で、ネットアクセスに高度なスキルは余り必要とされなくなったこともあり、誰でもネットを始めやすい状況も生まれている。
●悪いことがやりづらくなった
そうです。
現在は悪いことをするとすぐにインターネット上に書き込まれるので悪いことがやりづらくなりました。
昔はよくオトリ広告を利用した商売がたくさんありましたが、(現在も多少はあります)いまは、オトリ広告でうまく騙したとしても、あとで気づかれてネット上に悪い口コミを書かれると、その商売はダメになってしまうため、オトリ広告は随分と減りました。
法律や警察では対応が困難だった新宿歌舞伎町のボッタクリ飲食店も結局はインターネットの口コミで評判を落とし閉店を与儀なくされています。
また、オトリ広告の多い不動産業界や中古車販売業界なども、最近では随分とオトリ広告が減って、お客様からの評判を気にするようになりました。
このようにインターネットの普及で世界が良くなったこともたくさんあるんですね。