中国の歴史ドラマで経営を学ぶ!項羽と劉邦!!
それにしても中国の歴史ドラマが面白い!!
少し前まで「孫子大伝」を見ていましたが、Huluで項羽と劉邦が始まったので見始めたら止まりません。
日本の経営者は歴史小説が大好きですよね。
しかも、司馬遼太郎さんの小説ファンは本当に多いと感じます。
経営者仲間で飲むときも、司馬遼太郎さんの本の話で盛り上がるときもあるほどです。
項羽と劉邦も司馬遼太郎さんの歴史小説として読んだことがある人が多いと思いますが、あのスケール感をテレビで表現するのは本当に大変だと思っていました。
しかし、そこは中国!ハリウッド並みに製作費を投入することで、人海戦術とCGを組み合わせて壮大なスケールの歴史スペクタクルを完成させました。
項羽と劉邦は始皇帝が中国を統一した後、国内が疲弊して、再度、戦国時代に入り、楚と漢が争う物語です。最終的には漢が勝ち、中国を統一するのですが、楚の項羽と漢の劉邦 という対照的な性格を持つ武将にスポットを当てて比較されているので大変勉強になります。
1)天の時を知る
やはり、運命は大切です。どんなすごいサービスでも時代が早すぎたり、遅すぎて、花開くことなく消えていったサービスはたくさんあります。
2)地の利を得る
勝負に勝つには地の利が大切です。自分の慣れしたしんだ場所であったり、そのサービスを行うのに適した場所を得ることが成功につながります。サッカーではホームでの試合が圧倒的に有利と言われますが、まさに地の利があるからです。
3)人の輪を得る
自分のチームの仲間だけでなく、世間の支持という人の輪を得ることが大切です。自分の仲間だけ大切にして突き進んでも、周りの人々の協力なくして、何事も成し遂げられません。
4)組織を統率できるのはシンプルに「食わせられる」から
会社も同じです。食わせてもらえるから、その会社に忠誠を誓い、その仕事を頑張るのです。頑張っても食っていかなければ、違うところへ行くしかありません。この基本的なことを経営者は忘れてはいけません。たくさんの人に食わせることができれば、大企業になります。食わせられないなら個人事業主として事業を行うのがいいでしょう。
5)人間は感情の生き物、時には間違いも犯すが、反省して前を向け
人間は頭ではわかっていても判断を間違えるときがあります。それは人間には感情があるからです。正義や正しい道がせっかくわかっていても、感情が否定して逆の方向に進むときは誰にでもあります。ただ、それで自滅して終わりではなく、間違った方向に進んでも、我に返ったときには素直に反省して正しい道を歩みましょう。言うは易しですが大切なことです。
それにしてもHuluは月に1,000円程度なのに、たくさんの映画やドラマを見させて頂いております。私は海外の映画とドラマを見ることがストレス解消になりますので必然的にたくさん見るし、子供たちはアンパンマンから妖怪ウォッチまで毎日見ていますので、コストパフォーマンスはN〇Kの100倍です。