たこ焼きライス

日々のストレスを吐き出すために思いついたまま書いていくブログです!

企業としてのモラルはどこへ行った?


最近は企業によるモラルの低い事案が増えている気がします。


●アメリカの製薬会社はエイズ薬を50倍に値上げして物議をかもしています。

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米国では近年、10万ドル(約1200万円)以上の費用がかかる抗がん剤からC型肝炎治療薬に至るまで、あらゆる種類の薬剤の価格が高騰し、批判を呼んできた。だが今週、AIDS(エイズ後天性免疫不全症候群)やがん治療などで免疫力が低下した人々の治療に使われる薬剤の価格を一晩で約50倍に値上げした若き製薬会社経営者が、その理由を軽い口調で説明した動画が話題となり、さらなる怒りの声を巻き起こした。


まあ、あきれて物が言えません。

エイズで困っている人達のために何かできることはないかと考えるのではなく、希少なエイズ薬を抑えて、法外な値段にして金儲けをしようというストレートな思考ですね。

会社が利益を上げることが重要とは言っても、その前提である「社会の為に」の部分を忘れてしまっていますね。ダイヤモンドではないですが、希少品だから高くて良いというのはわかりますが、病気で困っている人の薬をそういう扱いにするのは違和感を感じます。



Iphone(ios9)の有料広告を排除するブロックアプリ「Crystal」が、お金を支払った企業の広告はブロックしない方向で準備をしているとのことです。

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Appleが新モバイルOS「iOS 9」で追加した広告ブロック機能「コンテンツブロッカー」を利用する人気有料広告ブロックアプリ「Cyrstal」(120円)の開発者、ディーン・マーフィー氏が、“容認できる”広告をブロックしないオプション(初期設定で有効)を追加する計画を米Wall Street Journalに語った。


たしかに、広告を出す企業にとって、iphoneユーザーに広告を表示できないのは死活問題かもしれませんが、なんだかなぁ~スッキリしないんですよね。

広告主としては、広告を出すのにお金を支払い、その広告が表示される為にさらにお金が必要になります。そのお金はもちろん、最終的には消費者が支払いますので、物やサービスの値段が上がります。

なんだかなぁ~。




フォルクスワーゲンの不正で「クリーンディーゼル」は終わる

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フォルクスワーゲンがやったことを一言で言えば「身代わり受験」だ。現在世界各国の排ガステストでは、予め運転パターンが決められている。フォルクスワーゲンは米環境保護庁(EPA)が行う排ガス試験の際、その運転パターンを検出すると、即座に試験対策用の専用プログラムに制御を切り替え、動力性能を犠牲にして優良な試験結果を示すようにセットされている。つまり、普通の運転モードでは使わない特殊なテスト専用プログラムに身代わり受験させて不正な結果を出していたのである。明らかな反社会行為で許されるべきものではない。

 欧州ではハイブリッドカーが売れない。

その原因のひとつに「クリーンディーゼル」といわれるディーゼル車なのにクリーンなものがある。

ディーゼルで加速などが良く、しかも、環境にもやさしいなら売れて当たり前だと思っていたが、そのクリーンは嘘であった。

日本勢が一生懸命ハイブリッドカー電気自動車(EVカー)、水素電池車に巨額の投資をして開発競争をしているときにフォルクスワーゲンは不正ソフトを使用して環境基準をクリアしていた。

なんと情けない・・・。

世界のドイツ車なのに・・・。