起業当初、日本政策金融公庫から受けた融資の返済のためと、社会保険料のお支払のために信用金庫の口座を作りました。
メインバンクはサラリーマン時代からお世話になっていたジャパンネットバンクです。
しかし、JNBは日本政策金融公庫や日本年金機構の自動引き落としに対応していないため、JNB以外の銀行口座を作る必要があり、創業直後であっても、比較的簡単に口座の作れる信用金庫にしました。
しばらく使っていると問題が発生しました。
信用金庫はどの支店も結構不便な場所にあるため、通帳を記帳しにいくだけでも面倒くさいのです。
その為、JNBと同じようにネットバンキングを利用しようと思ったところ、なんと信用金庫のネットバンキングは月額の費用が掛かるのです。
ずっと、JNBを使用してきて「ネットバンクはコストを抑えて運営しているから無料で利用できる」と考えていた私としては衝撃的な事実でした。
たしかに、ネットバンキングの仕組を導入するのにお金はかかったと思いますが、ネットバンキングの利用者が増えれば、支店の窓口の混雑が緩和され、従業員自体を減らすことも可能になりますので支店の運用コストが安くなるはずなのに・・・
なぜ！？ネットバンクを使用すると使用料が発生するのでしょう！？
インターネットの普及で便利になり、物価が安くなってきたのを見てきただけに違和感を覚えました。
ふと思うと、インターネットができてから生まれた世代はインターネットの利用なんて無料が当たり前と思っているんだと思いますし、インターネット以前の世代はインターネットを導入すれば利用料をとるのが当たり前と思っているのかもしれませんね。
ふと思ったことでした。
インターネットですべての人に情報が公平に与えられ、生活が便利になり、物が安くなるといいですね。
