たこ焼きライス

日々のストレスを吐き出すために思いついたまま書いていくブログです!

「働くことで老後の不安は解消する」は本当か!?


先日、日経のコラムで「働くことで老後の3つの不安は解消する」とありました。

一般的な老後の3つの不安と言われる「お金の不安」 「健康の不安」 「孤独の不安」 ですが、働くことでお金に不安が無くなり、健康が手に入り、人と触れ合うことで孤独の不安がなくなるという内容でした。

この話自体は筋が通っていて間違いはないのですが、これは老人でも「健康で体が動く方」に限定された理想論でもあります。

人は年を取ると体が重くなり、健康を維持するのが難しく、老眼が進み、記憶力も落ちてきます。その為、高齢者が働くことができることは限られています。

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例えば、長く農業をやっていれば、体に農作業が染み込んでいるため、健康であれば老後も働くことができますが、サラリーマン生活をしていた老人が老後に働ける仕事は大変少ないのが現状です。

また、老人になり介護が必要になった場合は働くことは困難なため、老後の3つの不安と向き合わなければいけません。

その為、本来であれば、働ける老人には働いてもらい、働けない老人には3つの不安を解消する仕組みを提供することが必要になります。

しかし、それでは老人になっても働かされる方が損した気分になってしまうので、働ける老人には何か特典を付ける必要があると思います。

相続税が安くなるとか、年金の額を増やすとかする必要があります。

高齢化社会の現代では、こうした高齢者の問題を日々考え、よりよい方法ですべての人が快適に生きて、人生の終着駅にたどり着けるようにする必要があるのだと思います。

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