たこ焼きライス

日々のストレスを吐き出すために思いついたまま書いていくブログです!

日本人は高ければ買う?中を買う!?


●日本人は高額な物については「高ければいいものだ」という意識があります。

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品質が高くても、値段が安ければそれだけで「良い物」という認識が低くなります。品質が悪くても値段が高く、それなりのお店で買う場合はやはり高い物を購入するのが日本人です。



●また、食事など比較的に安価なものは上・中・下がある場合、日本人は「中」を選びます。

消耗品なども、上ほど贅沢は必要ないけど、下だと貧乏臭く見えることを嫌うからです。


この2つの消費行動は企業のマーケテイングにも活かされています。

自動車は、高級車ほど利幅が大きくなっていきますが、これは良い車を適切な値段で提供するのではなく、良い車を高額な値段で提供することでブランド力を強化して購買意欲を高めている為です。
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良い車が適正なほどほどな価格であれば、ただの大衆車になってしまいます。


また、吉野屋さんが夏に売り出すうな重ですが、うなぎが1枚から2枚にするには400円アップして、2枚から3枚にするには500円アップする仕組みになっています。


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お分かりの通り、吉野屋さんとしてはうなぎが2枚のったうな重を食べて頂きたいので、そのような価格設定にしているのです。3枚のせたものを食べて欲しければ3枚のったうな重は300円アップでいいんですから。


「良いものを安く」 これ自体は商売の基本ですが、それだけでは商売はうまくいかないのも事実です。