物が溢れて、情報が溢れる現代において、物や情報を選択することが難しくなってきています。
例えば、スーパーへ行ってレトルトのカレーを購入するにもたくさんの種類があり、様々な商品が並んでいる為、結局は値段で選ぶか、いつもと同じものを購入する方が多いのではないでしょうか？
私が携わっている不動産事業においても、物件は無限と思われるほどあり、その中から本当に自分にあったものを探し出すことが大変困難なものになっております。
以前は不動産会社に行って、営業マンに勧められたものを納得してお部屋を決めていたものが、現在は情報が溢れ、無料で見ることができるため、ネットで探して、ネットで迷うことになります。
そんなときはリコメンド（おススメ）機能が充実しているサイトを利用することである程度、情報を絞り込むことが可能となります。
最近、私も利用を始めた音楽定額配信サービス（サブスクリプション）のAWA Musicもたくさんの音楽の中から人ぞれぞれに合う音楽を探し出せる仕組みを作っています。
このサービスはエイベックスとサイバーエージェントで作っていますが、エイベックスの松浦社長は若いころにレンタルビデオ店を経営していて、並べているCDにおススメする説明文を自分で書いて売上を伸ばしていたと言っていました。当時からリコメンド機能を意識して商売していたのはすごいことだと思います。
AWA Musicをダウンロードすると、最初に「あなたの聴取傾向やお気に入りに追加している曲などを分析しておススメのプレイリストを表示します」と出てきます。
さらに、「GENRU（音楽のジャンル）」→「MOOD（その時の気分）」→「RADIO（選択した音楽に近い雰囲気の曲を流す）」などの機能が実装されております。
AWA Music
欧米に後れること数年、日本にもようやく定額制音楽配信の波がやってきた。5月27日、音楽配信サービス「AWA」のスマートフォン向けアプリが登場。国内主要23のレコード会社が提供する数百万曲がストリーミングで聴き放題となるサービスで、利用開始から90日間は無料で体験できる。以降は、月額1080円を支払えばすべての機能が利用可能。2015年末までに約500万曲、2016年末までに1000万曲の提供を目指している。機能が制限された月額360円のプランもある。世界は、1曲ごとに音楽を買う（ダウンロード購入）文化から、定額を払い膨大な楽曲を自由に選んで再生する文化へと移行しつつある。こうした新手の音楽配信は「サブスクリプション型」と呼ばれ、欧米では新たな音楽消費の形として定着しつつある。その本格派が日本でも登場したとあって、期待度は相当に高い。iOS向けアプリストアの「App Store」では、配信直後からミュージックカテゴリでダウンロードランキングの1位をキープ。29日には総合ランキング（無料）でも、ゲームやメッセンジャーなどの人気アプリを抑え、1位となった。
