たこ焼きライス

日々のストレスを吐き出すために思いついたまま書いていくブログです!

私が起業に不動産ビジネスを選んだ4つの理由!


私が起業したときに不動産業(主に賃貸管理・仲介業)を選んだ理由は4つあります。

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仕入れがタダの為

起業にはたくさんお金が必要な起業とあまり必要がない起業があります。前者は販売する商品を仕入れる為にお金が必要であったり、サービスを提供するために設備を購入する必要があったりします。

後者はネットビジネスなどパソコンとインターネットがあれば起業できるビジネスや仕入れがタダのビジネスです。不動産業の中でも仲介業というのは仕入れはタダなのです。もちろん、不動産業の業者免許取得に多少の費用負担(約200万)は必要ですが、仕入れは流通している物件を取り扱ったり、オーナー様から直接仕入れたりしてタダの為、比較的、起業の費用が少なくて済みます。

ただし、仕入れがタダだということは流通物件であれば、他社との差別化が難しかったり、商品を購入するのと違いオーナー様に営業をして仕入れる努力が必要となります。



現金商売であること

起業したあとに一番苦しむのは資金繰りです。ある程度、貯金してから起業したつもりでも、どんどん貯金は減っていき、何度もサラリーマンに戻ろうと思った記憶があります。しかも、掛け売りの商売だと現金が回収できるまでに資金繰りがショートしてしまうことが多い為、とにかくキャッシュフローに気をつけて経営をする必要があります。

不況に強いといわれる飲食店などは現金商売ですから売上が少なくても、すぐに現金が入ってくるため、苦しいときも何とか経営を続けていけます。会社は現金がつきれば終わりです。借入金がたくんあろうと現金が続く限り会社は大丈夫です。

不動産業(賃貸仲介・管理業)はすべて現金で取引します。仲介すれば契約時に仲介手数料等頂けますし、管理料は毎月現金で入金されます。

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単価が大きいこと

不動産業はイメージ通り売上単価が大きいです。売買であれば百万単位の売上で、賃貸の場合でも契約単価は十万円以上になります。飲食店や物販みたいに小さな利益を積み上げる必要はないのです。不動産業は仕入れがタダで、売上単価が大きいから一契約あたりの利益は自然と高くなります。

ただし、牛丼みたいにどんどん売れるわけではありません。広告費をかけて、人件費をかけて、あらゆる創意工夫と努力をして不動産の売買・仲介を行うのです。私自身はこの不動産ビジネスが性格にあっていた気がします。

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蓄積型のビジネスであること

飲食や物販と違い、不動産業(特に賃貸仲介・管理業)は販売したら終わりのビジネスではありません。販売した後も更新契約があったり、入居中の対応が必要であったりします。そして、その様々な対応に対して売上が発生します。さらに、その入居者が退去したとしても、つぎの募集ができますので取引物件が増えれば増えるほど、自然に売上が拡大していく蓄積型のビジネスです。

具体的には、物件を仕入れて、仲介してお客様から仲介手数料やオーナー様から広告料を頂戴して、2年後の更新時には更新事務手数料を頂きます。また、退去時には原状回復リフォームを行いますのでリフォーム売上が発生します。入居中についても設備が壊れたりした場合に営繕売上が発生します。

このように不動産ビジネスは販売したら終わりではなく、販売したあとも売り上げが発生する蓄積型のビジネスなのです。



これから不動産業は始める方にアドバイス

不動産業界はレッドオーシャン市場で既に、市場が出来上がって競争が激しい市場です。毎年たくさんの新しい不動産会社が創業して消えていきます。

また、不動産業を取り巻く環境も少子高齢化や空室の増加により大変厳しくなっているのも事実です。そのため、これから不動産業を始める方はディスカウントだけでなく、新しいアイデアと新しい技術を使い新しいサービスとして不動産業を始めることが必要となります。

どんなビジネスでもそうですが、お客様が支払う金額以上の価値を提供できれば、そのビジネスは成功します。

しかも、お客様に使って頂きたいサービスを提供するのではなく、お客様が使いたくなるサービスを提供できれば、そのビジネスは成功します。

そして、不動産業は軌道に乗るまでの期間が長いので根気強く、諦めずに事業を継続することが大切です。