たこ焼きライス

日々のストレスを吐き出すために思いついたまま書いていくブログです!

起業するときに気をつけたい社会保険の話


起業して法人を設立すると社会保険に加入して、毎月社会保険料を支払います。起業時のお金がないときはこの社会保険料の負担がものすごく大きいことを理解しておくことが大切です。

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社会保険料の税率は給料の約22%です。これを会社と個人が50%づつ負担する仕組みになっています。社会保険料の恐ろしいところは、所得税などと違い、起業直後の お金がなく自分に給料を支払えていない場合でも申し出た給与に対する社会保険料を支払わなければいけないところです。


しかも、通勤定期代も所得として計算しますので、定期代の分も社会保険料の計算に含まれるので、その定期代分、社会保険料が高くなるのです。


私も起業当初、何も知らずに月給30万で申告したら毎月約8万円が社会保険料として請求されて支払続けなければいけませんでした。最初は不動産業であった為、業者免許を取得するのに2カ月かかり、最初の売上が上がるまで6か月かかったのに、社会保険料は最初から約8万円づつ支払い続けましたので資金繰りに大きなダメージを受けたのを覚えています。

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これから起業する方は、最初は社会保険に加入しないで、国民健康保険でいいと思います。公的機関から融資を受けたり、助成金を申請するときに社会保険に加入していなかければいけないケースもありますが、それはその時に加入するなどで対応するのが賢い方法です。


起業時はとにかくキャッシュの流出が激しいので、キャッシュの獲得と流出の阻止に全力を尽くすことが大切だと思います。お金があれば、事業はなんとかなりますから。