もちろん、経営サイド(上司)から見れば、会社務めしている以上は全力でその会社の仕事に力を尽くしてほしいと考えますが、雇用されている側から見れば、以前のように終身雇用でもなく、給料も右肩上がりでもない以上、仕事はきちんとやったうえで副業もしたいのが本音です。
サラリーマンが副業しようと考えたときに立ちはだかる大きな壁に会社の副業禁止規定があります。就業規則を見たことがある方はご存知かと思いますが、たいていどこの会社も副業してはいけません的なことを記載しています。それは本業への支障をきたさないため、つまり、副業に勤しむあまり本業が手抜きになってしまうことや本業で知り得た情報を勝手に同業他社に提供するようなことを禁止したいのです。
私自身は経営者ですが、本業の不動産業の他にも複数仕事をしております。本業一本だけだとリスクヘッジができないのと、周辺事業への進出は会社の成長にとって避けては通れないことだからです。
当社では副業禁止の規定を設けてませんが、きちんと仕事して、成果を出したうえで副業する分には全然問題ないと考えています。また、そういう人は副業を行うことでより人間として成長して本業にもいい影響がでると考えているのです。
優秀過ぎて、転職、退職されるのは痛いですが仕方ありません。