不倫は文化（by石田純一）
不倫は重罪です。
ベッキーとゲスの報道を見ているかぎり、不倫は重罪です。
不倫をしたら社会的制裁を受けることになります。
ゲスの奥さんがベッキーの記者会見を見て「私に謝罪がなかった」とコメントしていましたが、結婚するということは相手の物になるということです。
ゲスの奥さんはベッキーの問題がある前から夫婦間に問題があったと報道されていますが、それでも「私に謝罪がなかった」というコメントになります。
あくまでも「私のものだから手を出したお前が悪い」ということです。
仕方ないですね。
結婚は法律で一夫一婦制を強制するためのものですから、愛や恋よりも法律が優先ということなんです。男は低コストで精子を量産することができますので子孫を残すために複数の女性と関係を持つことは生物学的には正しいことなんでしょうが、法律で縛られている以上どうしようもないのです。
日本の結婚観や恋愛観はタレントの土田晃之さんが言った言葉に象徴されると思います。
「単純に浮気がバレて離婚になってもいいの？」ともしそうなれば、大好きな４人の子供や嫁と一緒に暮らせなくなる。家も持っていかれるだろう。そして子供たちが成人するための養育費や慰謝料を全部合わせたら総額で2億円くらいになるのではないか。そんな2億円の価値のあるSEXって何？」
日本人らしい考え方だと思いました。
あくまでも不倫を愛や恋だと捉えないで、性欲や性処理の対象として考えているところが・・・
これがフランスになると
「愛のために結婚しないという選択」をする人が増えているそうです。
フランスでは、結婚や離婚の手続きが煩雑で大変なため結婚しないで愛し合っている者同士が一緒に生活するユニオン・リーブル（自由な共同体）が一般的になってきています。
これは「結婚することより、愛の方が大切」という考え方に基づいています。
結婚して、法律的に縛られ、愛もないのに一緒に生活を続けるよりも、愛する人と一緒に生活して、愛が無くなれば自然に別れることができるようにしているのです。
日本では結婚が重視されて、結婚した後の不倫は性欲の解消という考え方です。愛よりも忍耐の方を重視していると言えるのかもしれません。
まぁ文化の違いですから仕方なにのですが、結婚したから「相手は私のもの」という考え方には違和感を覚えますね。
