国の税金の無駄使いが2014年度は1568億円あったそうですが・・・
これは少ないだろーーーー!
氷山の一角でしかない数字だと思います。
2014年度の決算検査報告によりますと、会計検査院が税金の無駄遣いなどとして指摘したのは、570件、1568億円余りです。
東日本大震災の復興関連事業では、自治体に交付する震災復興特別交付税が2011~14年度に宮城県、茨城県、千葉県などに対しておよそ28億5000万円過大に交付されていました。
また、STAP細胞問題があった理化学研究所では、研究予算の執行状況が研究テーマごとには把握できない状況になっていたため、会計検査院が試算したところ、STAP細胞の研究には2009年度からの6年間でおよそ5300万円が使われていました。そして、問題発覚後、不正があったかどうかの調査にかかった費用は研究費を上回る9100万円余りで、STAP細胞関連でおよそ1億4500万円の税金が使われたことがわかりました
まあ、何を基準に「無駄使い」と判断するのかは難しいところですが
2014年の国家予算(一般会計)が約96兆円に対して、無駄使いと認定されてのが1568億円だけ?
相当優秀な成績ですね。
これが本当なら。
でも実際にはもっともっとたくさんの無駄使いがあるはずです。
雇用対策の一環もありますが、私の家の近所の市役所出張所もほとんどお客様は来ないのに、ものすごい数の職員さんがいらっしゃいます。
また、私の経験でも
過去に東京都のホームレス対策として
民間のお風呂無しアパートをたくさん借りてくれたことがありますが
このホームレス対策の費用もほとんどが日本地主家主協会や各不動産会社に吸い上げられて終わっています。
当時は不動産会社は借手のいないお風呂無しアパートの情報を日本地主家主協会に送るだけで、すぐに契約してもらえたので、もともと、礼金のないお部屋に礼金を2ヵ月のっけて、東京都に請求している事例がほとんどでした。
そして、もちろん、その礼金は不動産会社に入っていく仕組です。
このような形で税金が無駄使いされている事例は全国にたくさんあるんでしょうね。
今回のTPPの合意でも、テレビを見ていたら、漁業や農家の方が口をそろえて、政府に保障してもらわないとと言っていましたが・・・
何かあれば、すべて政府の補助金に頼る思考回路をやめなければ日本の漁業や農業はダメだなと感じました。
自らの経営努力で生き抜くことを最初から考えていない時点で負け組なのにね。
税金の無駄使いを少しでも減らせれば、消費税なんて上げなくてもいいのですが・・・無理なんでしょうね。
あ~あ、うちも何か補助金でないかな?