たこ焼きライス

日々のストレスを吐き出すために思いついたまま書いていくブログです!

サッカー日本代表における本田圭佑選手の価値について考えてみた


サッカー日本代表ですが、イランと対戦して惜しくも1-1の引き分けでした。

まぁアウェイでの試合でしたし、最低限の結果はクリアできたんじゃないでしょうか?

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私もサッカー日本代表の試合を見るのが好きで、国際試合は必ずみます。

このイランとの試合を見て感じたのは、ガンバ大阪の遠藤選手みたいな試合をコントロール(緩急をつける)できる選手がいれば、もっと日本が攻守において優位に立てるんだろうなとシロートの私が感じました。

残念ながら、現在の日本代表にゲームメイクをするタイプの選手が不在で、各自でバラバラに攻めたり、守ったりしている印象が強いです。


ただ、次のワールドカップのことを想定するとガンバ大阪の遠藤選手を利用するのは難しいのもわかります。いまのうちに日本代表の若返りをしておかないと2018年のロシアワールドカップに間に合わなくなってしまいます。

ロシアワールドカップで新生日本代表が輝くためには、いまのところ20代の若い選手をできるだけ起用して、経験を積ませる必要があるんでしょうね。


さて、シリア戦の本田圭佑選手ですが、

最近はミランの発言の件で叩かれ、

日本代表でも不要論がでてきたり、

散々な立場ですが、

試合全体を見ると、

やはり本田圭佑選手は日本代表に必要だと思いました。


同様のことを思われ記事を書いている方がおりましたので引用させて頂きますが、

注目したいのは、“相手をマークしていた”本田が、「なぜ、そこにいたのか?」ということだ。本田がスタートを切るタイミングは、武藤や柴崎よりも遅れた。そして、清武が有効なパスを出したことを確認すると、本田は一気にトップスピードにギアを入れる。

後方からの時間差スタートとなった本田。しかし、まったくスピードを落とさず、グングンと加速していく。徒労に終わる可能性が高いのにもかかわらず。それとは対照的に、宇佐美は、武藤が抜け出して1対1になることがわかると、明らかにスピードを落とした。このタイミングで、本田は宇佐美を抜き去り、よりボールに近い場所へたどり着いた。その本田の足下に、セカンドボールがこぼれたのである。

武藤を止めたGKは、それほど大きくボールをこぼしたわけではない。すぐにキャッチできる位置だ。しかし、トップスピードを保った本田は、間一髪のタイミングで、GKよりも早くボールを突いてかわし、セカンドチャンスを生み出すことに成功した。そのすぐ後に、失敗で終わるとしても、この事実をしっかりと認識する必要がある。


元日本代表監督の岡田武史氏に対するインタビューの一節である。

「僕がよく言うんですけど、“勝負の神様は細部に宿る”。たった1回、 ひとりが“まだ大丈夫”、たった1回、ひとりが“俺一人ぐらい”、そういうことが勝負を分けるんですね。たった1回、1メートル手前で逃したために、ワールドカップに行けないかもしれない。日本には、脈々とそういうものを伝えるハートの強い選手が一人、二人います。今も本田とかね、そういうところをおろそかにしない選手がいますから」

「1メートルをおろそかにしない選手」「本田とかね」。前述したチャンスと、岡田氏の発言を組み合わせてみよう。鳥肌ものだ。

我々は、本田のコントロールミスにがっかりした。ビッグチャンスが消えた、と感じた。しかし、そもそもこの場面は、本田がいなければ、相手GKがこぼれ球をサッとキャッチして終わっている。セカンドチャンス自体が存在しないのだ。

今回はたまたま、武藤が右へ抜こうとしたことで、本田の側にこぼれてきたが、もし、左へ抜こうとしたり、シュートをして、宇佐美側にこぼれていたら、どうなっていただろうか? 確実に言えるのは、追走するスピードを落とした宇佐美は、本田よりもセカンドチャンスを生み出す可能性が低かったということだ。


と言うことです。

まさにその通りです。

サッカーに対する真摯な姿勢

勝負に勝つために手を抜かず全力を尽くす

少しもあきらめないメンタル

いまの日本代表に足りないものを本田圭佑選手はもっていると感じました。


ゴール・アシストに関わらず、なんだかんだで本田選手が絡んでいることが多いのがその証拠です。

本田選手よりも若い世代は、そんな本田選手のサムライスピリットをよく学んで欲しいと思います。


世界のトップレベルの選手はみんな、本田選手のようなサムライスピリットを持っています。

特に有名なのがレアルマドリードのクリスチャン・ロナウド選手ですよね。

練習でも誰よりも真剣に全力で取り組み、たとえ、練習試合でも絶対に負けたくないという強い気持ちで行っているロナウド選手。

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だから、彼が世界最高の選手なんでしょうね。

間違っても、練習だから、練習試合だから、と手を抜いてはいけません。

練習試合で勝てなくて、ヘラヘラしててはいけません。

いまの日本代表にはサムライスピリットが必要だと強く感じました。