たこ焼きライス

日々のストレスを吐き出すために思いついたまま書いていくブログです!

船井幸雄さんの人生五輪の書、経営五輪の書を読んで


五輪の書(著作 船井幸雄)は2部構成になっていて、人生五輪の書と経営五輪の書に分かれている。

船井幸雄さんは経営コンサルタントだから、経営五輪の書がメインではあるが、人生五輪の書も大変参考になった。

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●人生五輪の書
 

・興味がなけらば始まらない

人は興味があるものしか「見えない」、だからたくさんのことに興味を持つことが大切です。新聞を読んでいても興味をもっていない分野の記事は記憶に残らないものです。でも、ほんの少し興味を持つだけで、よく気づくようになり、記憶に残りやすくなります。子供のころ、いろんなことに興味を持っていたように、大人になっても興味を持つことが大切です。


・うまく生きるには「現状を肯定する」ことと、「大きな夢」を持つこと

生きていくのは大変です。楽しいことばかりではなく、辛いことや悲しいこと、悔しいことなどたくさんあります。でも、現状をすべて受け入れて肯定することでくよくよせずに生きることができます。また、大きな夢を持ち、明るい未来を考えることで毎日を活き活きと過ごすことができます。


・思ったことは実現する

良いことを思えば、良いことが起こる。悪いことを考えれば悪いことが起こる。これは潜在意識の持つ力であり、思うだけでなく、より具体的に、より明確に、イメージすることで「思ったことは実現する」ことができる。


・「鏡の原則」と「繰り返しの原則」

鏡の原則は、鏡に映った自分を見るように、笑いかければ、笑いかけてもらえ、怒れば、怒られることです。自分が相手から期待することを、相手に対して行うことで、期待した効果が得られる原則です。また、繰り返しの原則は暗示です。嘘でも十回言えば、正しいと思うようになる。またそのように現実がなりがちだという原則です。うまく良い方に利用してください。


・つきを良くするために「客観化」と「素直」が大切

自分を客観的に見ることができ、威張らず、自分に厳しく、人には思いやりを持つことが「運やつき」をもたらしてくれる。また、素直に人や物事を受けいれることでも「運やつき」が巡ってくる。


・「他者オール肯定」と「過去オール善」

上記のつきを良くするにもありましたが素直に人や物事を受け入れることで人格者になり、運やつきがある人になれます。そのため、他者をオール肯定することと、過去をオール善とすることが大切です。他者をすべて肯定して受け入れ、過去はすべて良かったこととして受け止めるのです。



●経営五輪の書


・経営の3大目的

1、適正な収益を生む・・・会社(組織)を運営していくには適正な収益が必要
2、社会性の追求・・・世のため、人のため、社会のために事業を行う
3、教育性の追求・・・働く人の人間性をひき出す

この3つの目的が一体化して、優れている会社は競争の勝者となれる。



①自ら活動して他を動かすは水なり。
②障害に遭いて激し、その勢力を百倍するは水なり。
③常に己の進路を求めてやまざるは水なり。
④自ら潔うして他の汚濁を洗い、しかも清濁併せ容るるは水なり。
⑤洋々として大海を満し、発しては雲となり、雨と変じ、凍っては玲瓏たる氷雪と化す。しかし、その性を失わざるは水なり。

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戦国の名参謀と言われて黒田如水の言葉ですが、人間の生き方を水に例えて、正しく生きるということはどういうことかを教えてくれます。


・経営五輪の書のまとめ

「他人より勉強して頭を良くし、使命感を持って良く働き、誰からも好かれるように行動し、他人に応援して貰える」これが、成功の秘訣です。

答えを聞けば、単純明快なことですが、自分を顧みて、他人より勉強して頭が良くなっているか、使命感を持って働いているか、誰からも好かれるように行動しているか、応援してくれる人がいるかを考えると、まだまだ努力しないといけないことがわかります。